門松   

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デカイにも程がある。。



始めに半完成写真を載せてしまいましたが、朝一から四苦八苦しておりました。



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竹林です。

と言うか、竹山です。

この山から太くて真っ直ぐな竹を見つけることが、始めの仕事です。

年々山奥加減が増していきます。

とりやすい場所はとり尽くしてあり、山奥でも真っ直ぐな竹はなかなか有りません。

写真ではわかりづらいと思いますが、結構真っ直ぐじゃないんです。


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いい竹を見つけて切ると、早速一番の大仕事です。

密集した竹林では、切っただけでは倒れません。

切り口を抱きかかえて真っ直ぐ走ります。

が、密集した竹林では真っ直ぐ走れません。

幼少期の無邪気に走り回っていたころのメンタルでノリきります。


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小雨降りしきる極寒の山奥で汗だくになりながら運び出した竹を並べて、配置を決めます。

一番高い竹から、低くなるにつれて細くなるように。。

平安時代では新年に松を家に持ち帰るだけの習慣だったそうです。

木のこずえに神が宿ると考えられていたことから、門松は年神を家に迎え入れるための依り代という意味合いがあるそうです。

そして、室町時代に現在のように玄関の飾りとする様式が決まったとか。。

竹の先端を斜めに切った「そぎ」と、真横に切った「寸胴」の2種類があそうですが、 「そぎ」は徳川家康が始めたもので、徳川家康の生涯唯一の敗北として知られる「三方ヶ原の戦い」(1572年)のあと、対戦相手の武田信玄に対して、次は斬るぞという念を込めたのが始まりという説が有力だそうです。

そして、この現場は真福寺。

徳川ゆかりの三河最古の寺であります。

もちろん、「そぎ」バージョンです。

三本まとめたら緊縛です。

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この縛り方、毎年忘れてます。。

曲がってしまいましたが、愛嬌ということでご勘弁願います。


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普通のサイズのもなんセットかつくりました。

半完成写真と書きましたが、葉牡丹(紅白)や若松を添えて、梅老木や南天、熊笹やユズリハなどを添えたら完成ということで、まだ未完成なのです。

が、我ら盆栽衆の仕事はここまで。。

最後にカメラマンPETER

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と、学が有りそうな徒然草から…。

「門松は 冥途の旅の一里塚 めでたくもあり めでたくもなし」

儚いですね。。

門松を飾り、新年を迎えることはめでたいけれど、一年老いることも明白。墓に向かっていく一里塚のようでもあると歌っているそうです。



捻くれ者!!

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どさくさ紛れに竹の根っこを拝借させてもらいました。

これらは盆栽道具に変身です。。

最後まで読んでくれてありがとうございます。
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by daijuen | 2011-12-22 00:08

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